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- 10−2．RoHS指令 (電気・電子機器における特定有害物の使用制限指令)
(概要）
（本法令のポイント）
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関連サイト
・ WEEE指令とRoHS指令について(経済産業省)
最終改正 平成23（2011）年7月1日
最終更新：2015/12/10
「RoHS指令」は、2003年、WEEE指令とともに公布・施行された欧州連合（EU）の指令であり、2011年に改正された。電気・電子機器の生産から処分までの各段階で、環境及び人の健康への影響を削減する有効な方法は有害物質を無害物質に置き換える、という考えのもとに、鉛や水銀等の6有害物質を一定量以上含有させない規定である。
《関連法令》
WEEE指令
1．適用範囲
WEEE指令の付属書��Aで示される10製品群の電気・電子機器に適用される。
| 1．大型家電 | 6．電気・電子工具 |
| 2．小型家電 | 7．玩具、レジャー並びにスポーツ用機器 |
| 3．IT及び通信機器 | 8．医療用機器 |
| 4．耐久消費財 | 9．監視・制御装置 |
| 5．照明機器 | 10．自動販売機 |
2．対象有害物資及び含有濃度
1．鉛(1,000ｐｐｍ以下)
2．水銀(1,000ｐｐｍ以下)
3．カドミウム(100ｐｐｍ以下)
4．6価クロム(1,000ｐｐｍ以下)
5．ポリ臭化ビフェニル類(1,000ｐｐｍ以下)
6．ポリ臭化ジフェニルエーテル類(1,000ｐｐｍ以下)
本指令は、機器メーカーだけでなく、部品メーカー、材料メーカーの設計、製造工程の調査、更には部品納入時に、上記有害物質を含まないことを証明する定量データの提出が求められている。
3．有害物質の使用の制限
開発の設計段階から有害物質を一定量以上含有させないことにより、リサイクルを容易にし、廃棄物の無害化、削減を目的にしている。
4．適合宣言・CEマーク貼付の義務化
今回の改正で、製造者や第三者認証機関は、対象製品に対して「ニューアプローチ指令」が規定する安全性・品質に関する必須要件への適合性評価を実施し、製造者が適合を宣言して製品にCEマークを貼付する。
5．適用除外項目の追加、有効期限の設定
・本指令では、技術的に制限6物質の代替が困難な場合、例外的にその使用を認めるため適用除外項目を定めているおり。改正によって全製品群共通の適用除外項目(付属書��)と第8、9製品群の適用除外項目(付属書��)に2分類された。
・新たに適用除外項目の有効期限も見直され、付属書�靴両豺腓�5年、付属書�犬�7年とされた。
6．適用開始時期
製品群により適用開始時期が異なっている。
