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ISO45001とは
企業が働く人の労働安全衛生に関するリスクを管理し、労働安全衛生パフォーマンスを継続的に改善することにより、
働く人の労働に関する負傷や疾病を防止し、安全で健康的な職場を提供するためのマネジメントシステムです。
ISO45001の制定の背景
労働安全衛生に関する自主的取組みとしてBSI(英国規格協会)が中心となってOHSAS18001:1999が発行されました。
これをISOの国際規格化にするよう働きかけていたのですが、ILO(国際労働機関)との関係や各国の労使関係の違いに
よって統一した規格は難航していました。そのような中、各国では労働安全衛生マネジメントシステムへの認証取得の
要望が高まり、機が熟しISOとILOの協力のもと、ISO45001:2018が登場しました。
労働安全衛生マネジメントシステムとは
働く人の安全と健康を守ることは、健全な社会を構築し市民が平和で幸福な生活を送る上で、働く人だけではなく企業
にとっても重要な課題です。働く人の安全と健康を守るには、法令による規制も必要ですが、「危険はその企業自身が
一番よく知っている」という原則のもと、自主的な取組みが有効であることが知られています。労働安全衛生マネジメ
ントシステムの構築は、その安全と健康を守るための自主的な取組みを意味します。